病棟のご案内HOSPITALIZATION
一般病棟(急性期)
当院は、内科(循環器内科、呼吸器内科、内分泌内科等々の内科全般)外科(消化器外科、内視鏡検査と手術等々を中心とした外科全般)と整形外科(大腿部頸部骨折・脊髄圧迫骨折等々をはじめとする外傷および整形外科全般)を中心に入院治療と看護、リハビリテーションを行っています。
看護体制は、急性期一般入院料2(10対1)を取得しており併せて、看護補助者の夜間配置もしっかりと実施しています。入院された患者さんが、安心して治療を受けられるよう多職種で連携し、チーム医療を提供しています。
患者さんの人生にしっかりと関わり、共に歩んでいける病棟であり続けたいと思います。
緩和ケア病棟
当緩和ケア病棟では、患者さんがご自分らしく、ご家族と大切な時間を心穏やかに過ごすことができるようサポートしています。
患者さんとご家族が大切に思うことを私たちチームスタッフも大切に考えています。
そのために、「対話」する時間をじっくり持ち、心や思いに寄り添うことが大切なケアと考えています。
患者さんの身体的・精神的な「つらさ」に様々な専門的医療スタッフが共有して、チームで患者さんやご家族の支援に取り組んでいます。
地域との密接な連携とともに、入院前から緩和ケア認定看護師が訪問診療主治医や訪問看護師と恊働して在宅での緩和ケアの相談をさせて頂くとともに、安心して緩和ケア病棟への入院ができるように援助しています。
また、状況に応じて患者さんが希望された場合は、緩和ケア病棟から不安なく在宅での療養生活ができる支援を地域の医療機関スタッフとともに行っています。
当緩和ケア病棟では、ウッドデッキで患者さんと一緒に季節の花や野菜を育て、春夏秋冬の移りゆく季節を感じていただく病棟の飾り付けやクリスマスなど季節のイベントを開催し、患者さんとご家族の思い出つくりなど、ゆっくりと感じて過ごして頂けるようこころがけています。
またアロマテラピーやアロママッサージを取り入れたリラクゼーションも行っています。
入院生活でご家族やペットなども含め、毎日の生活を気持ちよく過ごしていただけるような関わりをしています。
大切な方を亡くされたご家族への心のケアもその後の継続看護と考え、ご家族のお気持ちを尊重しつつ、ともに歩むことを大切にしています。
地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟は急性期治療が終了し、すぐに在宅や施設に移行するには不安がある患者さんを対象に、退院に向けた準備・調整、そして十分なリハビリを行い、安心して在宅に帰るための支援を行う病棟です。
高齢者の増加、価値観の多様化に伴い、病気があっても可能な限り住み慣れた場所で自分らしく過ごす、「生活の質=QOL」を重視する医療が求められています。
当病棟では、個々の患者さんに応じた在宅生活を想定し、専従のリハビリテーションスタッフと協働しながら、ほぼ全員に毎日リハビリを行っています。
また、日々のカンファレンス、退院前多職種ケアカンファレンスではケアマネジャーや地域包括支援センター、福祉用具の業者などと密に連携を図り、在宅復帰に向けた退院支援・調整を行っています。
患者さんやご家族一人一人の思いを大切に、不安なく住み慣れた地域に戻れることを共に喜び合える関りを大切にしています。